ワークライフバランス派の看護師の転職条件

仕事に追われていてプライベートが疎かになってしまうのは、看護師が抱える悩みとしてよく挙げられます。では、ワークライフバランスを重視して生活するために転職したい場合、どのような形で転職条件を定めたら良いのでしょうか。
実はワークライフバランスという概念は漠然としていて、具体化しなければ転職条件を決めることはできません。そのため、自分なりの仕事への携わり方やプライベートの時間の作り方を考え、自分にとって最良のワークライフバランスを整えるためにどんな制度が必要かを考えることが大事です。
具体的な転職条件に落とし込むために、まずは自分のワークライフバランスに対する考え方を整理しましょう。

例えば、看護師がワークライフバランスに対する不満を抱くケースとして多いのが、連日のように残業がある、夜勤が頻繁にある、いつ休みになるかがわからないといった問題に悩まされている場合です。
しかし、毎日残業があっても30分なら構わないという人もいれば、月曜日だけは残業をしたくないという人もいるでしょう。夜勤が全くないのを希望する人もいますが、たまにあるのは仕方ないと妥協できる人もいます。

他にもさまざまな視点があるので、ワークライフバランスに対する考え方を整理しなければ、転職条件は定まりません。福利厚生として何が定められていれば良いか、職場の方針として残業や休暇がどうなっていれば良いかを具体的に考えて、ワークライフバランスを充実させましょう。